KUGIMAN Corporation　異形棒鋼相場情報

異形棒鋼相場情報 2004年01月23日

規格	サイズ	トン単価(円)
ＳＤ２９５Ａ	Ｄ１０ミリ	４６，０００
	Ｄ１３ミリ	４４，０００
	Ｄ１６～Ｄ２５ミリ	４３，０００
	Ｄ２９～Ｄ３２ミリ	４４，０００
ＳＤ３４５	Ｄ１９～Ｄ２５ミリ	４４，０００
ＳＤ３４５	Ｄ２９～Ｄ３２ミリ	４５，０００
ＳＤ３９０	Ｄ１６～Ｄ２５ミリ	４７，０００
ＳＤ３９０	Ｄ２９～Ｄ３２ミリ	４８，０００

尚、貴社向価格は問い合わせください。

相場基調

関東地区の棒鋼市況は、製鋼原料の鉄スクラップ高を背景にさらに上伸力を強めています｡メーカー各社は鉄スクラップ価格の高騰・入手難から値上げ姿勢は強硬で、市場では先高観が広がっています｡鉄スクラップ価格は東京製鉄の宇都宮工場で2万3千円、地区市況で2万円前後となお強含んでおり、原料高が製品市況を後押しする構図が鮮明となってきました。
関東地区メーカーの昨年12月の生産量は約25万トンで、前年同月に比べ20%減少しておりメーカー各社は価格改善に向けて供給量を大幅に絞っています｡また、鉄スクラップのほか合金鉄や耐火煉瓦など副原材料も価格アップと入手難が深刻化しており、半ば強制的な減産につながっているようです。
メーカーでは原料の上昇ピッチが速いため製品価格の設定が難しくなっていて「月に1千円単価の値上げでは全く追いつかない。先行して売値を上げなければ原料高に打たれる」としてメーカーサイドは全国的に製品販価格への転嫁を急いでいます　メーカーの値上げ意識は強く流通業者も価格を上げざるを得ず、目先の製品市況は一段高が予想されます。