異形棒鋼相場情報 2004年01月16日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     46,000
D13ミリ     44,000
D16〜D25ミリ 43,000
D29〜D32ミリ 44,000
SD345 D19〜D25ミリ 44,000
D29〜D32ミリ 45,000
SD390 D16〜D25ミリ 47,000
D29〜D32ミリ 48,000


尚、貴社向価格は問い合わせください。


相場基調

関東地区の棒鋼市況は原料の鉄スクラップ高から、メーカーの売り腰が堅く強含みで推移しています。 新年3週目に入り引き合いは徐々に寄せられていますが需要環境は振るわずメーカー各社は減産で対応しています。そのため需給はバランスしており今後も原料高が続く見通しから製品市況は目先も上げムードが支配しそうです。 メーカーへの明細投入量は12月のペースと変わらずメーカーサイドは昨年末から減産を継続し需給を引き締めています。年末年始の操業休止日を広げ、また原料の入荷が細っていることから1−3月の関東地区生産量は前年同期比10%減の水準で推移する見込みとのことです。
一方で鉄スクラップ価格が2万円と高騰し、メーカーの採算を圧迫しています。11月以降これまで3千円程度上昇しており、各社12月に続き1月契約販売価格も1千円引き上げました。それでも原料の値下がりに比べたらまったく足りないと追加の値上げを予定しています。昨年の鉄スクラップの平均価格は1万5千円、今年は2万円台の可能性が大きいと原料の価格上昇が続く見通しから製品市況の基調は当分強気を維持しそうです。