異形棒鋼相場情報 2003年11月10日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 45,000 |
D13ミリ | 43,000 |
D16〜D25ミリ | 42,000 |
D29〜D32ミリ | 43,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 43,000 |
D29〜D32ミリ | 44,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 46,000 |
D29〜D32ミリ | 47,000 |
相場基調
関東地区の異形棒鋼市況は、メーカー各社の売り腰は固く需給も小じっかリしていることから上げムードで推移しています。 各メーカーは出荷単価ベース4万円台乗せを目標にしており早期に固める意向です。 11月の売り出し販売価格も4万2000円を続け市況上伸を後押し、一方では減産姿勢を明確にして需給調整を行う予定です。
地区メーカー各社は昨年の年末年始は減産幅を例年以上大幅に増やしましたが、今年も昨年と同レベルの年末年始減産強化を予定しています。 細物メーカー各社の姿勢も同様で需給バランスを懸念する声は少なく、輸出の減少分は減産対応でしのぐとのことです。
商社など流通業者筋は、4万円の枠契約を消化すれば4万2000円枠を買うことになるが、ゼネコンなど実需筋の指し値は厳しく採算が苦しい状況が続いています。
先行市況は物流問題や原料事情などコスト要因が材料となり基調は強くジリ高が続く見通しです。