異形棒鋼相場情報 2003年10月27日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 44,500 |
D13ミリ | 42,500 |
D16〜D25ミリ | 41,500 |
D29〜D32ミリ | 42,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 42,500 |
D29〜D32ミリ | 43,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 45,500 |
D29〜D32ミリ | 46,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は1994年1月以来、10年振りに4万円大台を回復し需給のタイト感を背景に強含みジリ高で推移しています。
製鋼原料の鉄スクラップ価格も1万6−7千円と高値圏にあり、地区メーカー各社は10月の製品価格を2千円値上げし4万2千円を提示しました。 メーカーは出荷単価4万円台乗せをめざしており流通業者も4万3−4千円の市況形成を視野に入れていることから市況はさらに強含む可能性が高くなっています。
鉄スクラップ高で低収益にあえいでいたメーカー各社は、スクラップ価格が下降した4〜6月に製品価格を維持し7月から再度段階値上げを進めてきました。 10月販価を4万2千円にしたが4万円枠の消化も進み出荷単価も切り上がっているようです。
また10月からの物流費用が上昇していることもあり、先行市況は強基調で推移しジリ高が続くものと思われます。