異形棒鋼相場情報 2003年10月14日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 44,500 |
D13ミリ | 42,500 |
D16〜D25ミリ | 41,500 |
D29〜D32ミリ | 42,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 42,500 |
D29〜D32ミリ | 43,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 45,500 |
D29〜D32ミリ | 46,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況はジリ高強含みで推移しています。
トレーラーの重量規制見直しで10月から物流費が上昇しており、メーカー各社は10月の販売価格で2千円の値上げを行いましたがコスト上昇がなお続いているとし11月以降も値上げを継続する構えです。
関東地区メーカーは、7月以降毎月販売価格を引き上げ値上げピッチが速く、我々流通の抵抗も通らず高値玉を契約せざるを得ない状況が続いています。
棒鋼市況が4万円台に乗せたのは1994年1月以来、約10年ぶりのことになり今回はベースもので4万5千円を目標にしています。
関東地区の棒鋼需要は月間27万〜28万トン程度でメーカーは需要に合わせた減産姿勢を堅持しており需給のバランスはとれています。 現在メーカーの手持ち受注残は平均2ヶ月程度あると言われていることから、市況も先行きもジリ高含みで推移すると思われます。