異形棒鋼相場情報 2003年09月25日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     44,000
D13ミリ     42,000
D16〜D25ミリ 41,000
D29〜D32ミリ 42,000
SD345 D19〜D25ミリ 42,000
D29〜D32ミリ 43,000
SD390 D16〜D25ミリ 45,000
D29〜D32ミリ 46,000


相場基調

関東地区の棒鋼市況は9月に入ってトン500円から1千円切り上がり強基調で推移しています。
関東地区の大手ベースメーカー朝日工業梶A合同製鐵梶A東京鉄鋼鰍ヘ10月契約の販売価格2千円値上げを発表しました。  また販売価格改善を後押しするため10−12月の生産量を7−9月並に抑える予定です。 7−9月は夏期減産期であり4−6月を下回る生産レベルにありますが低迷している需要に合わせ10−12月も減産を継続し需給調整を強め前年同期比約15%減の水準にとどめるとしています。
関東地区の棒鋼生産量は4−6月累計で86万トン(輸出除く)で7−9月は83万トンとみられており10−12月は80万トン前半(昨年10−12月95万トン)が予想されています。  地区ベースメーカーは9月にトン1千円の値上げを実地しましたが10月以降の物流費上昇などコストアップを吸収するために10月契約で2千円の値上げをさらに11月以降も段階的な値上げを検討しており、減産をテコに需給を引き締め市況上伸を支援する考えです。
このような状況から10月の棒鋼市況はメーカー主導の強気調展開が続くものと思います。