異形棒鋼相場情報 2003年09月12日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 43,500 |
D13ミリ | 41,500 |
D16〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 41,500 |
D29〜D32ミリ | 42,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 44,500 |
D29〜D32ミリ | 45,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は9月に入ってトン500円から1千円切り上がり強基調で推移しています。
関東地区のベースおよび細物メーカー各社は7、8、9月と3ヶ月連続で販売価格を1千円ずつ値上げを実施したため、流通業者の唱えが強まり市況は上伸を続けています。 地区メーカー各社は10月にも2−3千円の値上げを検討しており需要期を迎えたこと、また輸出を含めたメーカーの生産意識からみて、需給バランスは保たれるとみられることから下期市況4万円台が実現的となってきました。
今年4−6月に停滞していた関東地区の市況は夏休みをはさんで動意が芽生え夏休み明け後、ジリジリと上昇しており製鋼原料の鉄スクラップ価格も上伸基調にありなお上値をうかがう状況です。
8月後半からゼネコンなど実需筋の手当てが出始め9月に入って10月の物流問題もあって契約を急ぐ動きも出ています。 本格的需要期を迎えての棒鋼市況はメーカー主導の強基調展開が続くものと思われます。