異形棒鋼相場情報 2003年09月01日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 43,000 |
D13ミリ | 41,000 |
D16〜D25ミリ | 40,000 |
D29〜D32ミリ | 41,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 41,000 |
D29〜D32ミリ | 42,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 44,000 |
D29〜D32ミリ | 45,000 |
相場基調
関東地区の電炉メーカー各社は本日1日から1千円値上げし、ベースもの販売価格は4万円にします。 他の電炉製品、山形鋼、溝形鋼、平鋼は各2千円の値上げで9月はメーカーの販価引き上げでスタートしました。
製鋼原料の鉄スクラップ相場が再び騰勢を強めメーカーの収益を圧迫し、また10月からは運賃値上がりで物流費は大幅上昇必至で関東地区の小棒共販会社、関東棒鋼では少なくとも「トン当たり2−3千円の上昇」と試算しています。
細物、ベースメーカー各社は、ともに8月前半に1千円値上げしました。 仕入れ値上昇をうけ商社など流通業者も夏休み明けから唱えを引き上げ市況は高値寄りの展開が続いています。
流通各社は現在手持ちの枠が無くなれば、新規契約では値上げ玉を買わざるを得ないことから、ゼネコンなど実需筋向け販価を引き上げ唱え高が続くものと思われます。