異形棒鋼相場情報 2003年08月21日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,500 |
D13ミリ | 40,500 |
D16〜D25ミリ | 39,500 |
D29〜D32ミリ | 39,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,500 |
D29〜D32ミリ | 44,500 |
相場基調
関東地区夏休み明けの棒鋼市況はメーカーサイドの強い値上げ姿勢が基調を押し上げ、3万5000円どころを強含みで推移しています。
先月末のメーカー在庫は11万トン台と6月に比べて1万6000トン減少したようで地区メーカーの中には今月下旬から9月にかけて操業休止を予定しているところもあり、需給が緩む可能性は薄い。
7月に入って製鋼原料の鉄スクラップ価格が反騰して.上伸基調にありまた、物流費上昇を控えてメーカー各社の値上げ意欲は強く8月に続き、9月に1,000円の値上げを予定しています。
こうした状況から、流通業者の一部にみられたショート行為(思惑による先売り)も聞かれなくなり仕入れ値上昇分を上乗せした価格で見積りをしています。 今後、秋口を迎えゼネコンなど実需筋からの物件発注も期待されまた堅調な輸出なども含め上げ要因が多いことから棒鋼市況は強基調で推移するものと思われます。