異形棒鋼相場情報 2003年07月30日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,500 |
D13ミリ | 40,500 |
D16〜D25ミリ | 39,500 |
D29〜D32ミリ | 39,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,500 |
D29〜D32ミリ | 44,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は鉄スクラップ価格が上昇に転じたことで市況に動意が芽生えベースものが3万9500円どころを強含んでいます。 原料高と併せて秋口の物流費上昇を控えメーカーの価格改善の意欲は強まる一方です。 各メーカーは夏季減産中で、需給は引き締まる見通しから強含みの展開が予想されます。 鉄スクラップ輸出入札価格が2万7000円ほど上昇したのを皮切りに関東地区スクラップ価格が上昇しています。 先週、今週でメーカー各社は購入価格を500〜1,000円引き上げており、スクラップの国際価格は再度上昇機運にありメーカー間では原料高が心配されています。
このため製品市況にも先高観が広がり抑えられていた引き合いもぼつぼつ出始め下値が切り上がってきています。
ベース・細物メーカー各社は、8‐9月にトン1,000円ずつ値上げを実施し販売価格40,000円を固める方針から、市況は強気調のまま、8月入りをするものと思われます。