異形棒鋼相場情報 2003年07月23日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,500 |
D13ミリ | 40,500 |
D16〜D25ミリ | 39,500 |
D29〜D32ミリ | 39,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,500 |
D29〜D32ミリ | 44,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は製鋼原料の鉄スクラップ価格の上伸を受けて引き締まり,市況相場はベースものが3万9500円どころと強含んでいます。 市場では安値が切り上がり徐々に上値にシフト。 メーカーは販売価格改善の姿勢を緩めず、流通業者も唱えを引き上げており目先は強基調展開が続くものと思われます。
7月に入り停滞していた新規物件が出始め、8月入り後はさらに下期納期分についてゼネコンなど実需筋から引き合いが増えるとの観測も聞かれます。 地区メーカー各社は夏季減産期に入り需給はさらに引き締まる様相。 また韓国向け輸出が堅調で6,7月も8万トン近い水準の出荷が見込まれているそうで国内向け販売は抑えられています。
一方で鉄スクラップ価格が約4ヶ月ぶりに切り上がり高値感が台頭しています。 メーカーは原料高と10月以降の物流問題でコスト高を懸念しており販価の改善を推し進める方針で流通業者は仕入が下がらない以上、唱えを上げざるをえないため目先は強気の展開が続きそうです。