異形棒鋼相場情報 2003年06月18日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,500 |
D13ミリ | 40,500 |
D16〜D25ミリ | 39,500 |
D29〜D32ミリ | 39,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,500 |
D29〜D32ミリ | 44,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況はベースものメーカー各社が4月に販売価格を4万円に引き上げましたが、その後3ヶ月近くも足踏み状態が続き市況相場は、3万9千円台と横ばい状況で推移しています。
6月に入りメーカーが取り引きこう着をどう打開するか注目されていましたが、各社は減産強化により市況をテコ入れ値上げを実現していく方向で体制を固めてきました。 ベースメーカーでは6月中に緊急減産を、また細物メーカーを含めて各社は7〜9月の前年同期比10〜30%減の減産強化計画を相次いで決定しました。
関東地区の棒鋼需要は先行きやや落ち込みが予想されますが、メーカーでは減産強化により需給はタイト化するとの見方が大勢で市況は今後上伸に向かい販価引き下げが進展すると期待しているようです。 しかし、ゼネコンなど実需筋からの注文は期近物が多く積算価格も安いため、先物については相場の下げを期待し様子を見ています。 我々流通業者も安値での受注もできずメーカー筋の動向を注目しておりここしばらくは綱引き状態が続くものと思われます。