異形棒鋼相場情報 2003年05月23日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,500 |
D13ミリ | 40,500 |
D16〜D25ミリ | 39,500 |
D29〜D32ミリ | 39,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,500 |
D29〜D32ミリ | 44,500 |
相場基調
全国小棒懇談会(会長・栗川勝俊・新日本製鉄取締役)は22日に運営委員会を開き全国各地の小棒取引、製鋼原料鉄スクラップの市況動向などについて意見を交換しました。
各地区代表の報告によると棒鋼市況は北海道と中部地区では5百〜3千円の上伸で東越、関東地区は横ばい、九州地区は1千円の下げとなっているそうです。 また鉄スクラップは下げ基調が続いていると報告されました。
製品の市況は全般的に踊り場の状況でメーカーが目標にする販売価格、4万円の実現に向けて一段と積極的な取り組みが要請されたそうです。
関東地区ではメーカーは販価4万円を徹底しており売り腰は強いがゼネコンなど実需筋の買いが鈍く市況は強含みながら横ばいで推移しています。 メーカーは鉄スクラップは下降するも電力料金、電極、合金鉄など副資材の価格アップに10月には輸送費が増大するため「再投資できる採算には至っていない」とメーカーは価格維持の姿勢からここしばらくは綱の引き合いが続くものと思われます。