異形棒鋼相場情報 2003年05月08日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,500 |
D13ミリ | 40,500 |
D16〜D25ミリ | 39,500 |
D29〜D32ミリ | 39,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,500 |
D29〜D32ミリ | 41,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,500 |
D29〜D32ミリ | 44,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は地区メーカーの強気な販売姿勢が下支えてベースものが3万9500円どころを強横ばいで推移しています。 連休明け後もゼネコンなど需要筋からの引き合いは期近物が多く流通もメーカーの値上げ分を完全転嫁するため唱え高を保っています。
製鋼原料の鉄スクラップ価格が3月後半から下げに転じ、製品市況への影響が注目されましたがメーカー筋はなお割高な鉄スクラップと電力料金値上げ、電極など副資材コストの上昇や秋からの輸送費の増大をあげ収益レベルの低さをあげています。
関東のベースメーカーは販売価格を4万円にしていますが、市場価格はまだ3万円台であることから、5‐6月は輸出を実施し、国内向出荷をしぼり需給を引き締め、4万円市況を形成したい考えです。
このような状況から我々流通も現在手持ちの3万円台枠を消化すれば、4万円販価を買うことになるため市況はジリ高含みで推移するものと思われます。