異形棒鋼相場情報 2003年04月03日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 42,000 |
D13ミリ | 40,000 |
D16〜D25ミリ | 39,000 |
D29〜D32ミリ | 39,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,000 |
D29〜D32ミリ | 41,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,000 |
D29〜D32ミリ | 44,000 |
相場基調
新年度入りした関東地区の棒鋼市況はメーカーの値上げ姿勢が強いことから、なおジリ高で推移しており流通間では、3万9千円を中心値に4万円形成を視野に入れています。
ベースおよび細物メーカー各社は3月17日の売り出しで大台4万円を打ち出したことで流通筋の唱えが高まりました。 製鋼原料の鉄スクラップ市況が下げに転じましたがメーカーは、4月に入り電力料金が上昇し副資材や10月には輸送費の問題がクローズアップされることから強気の姿勢を堅持しています。
また関東地区メーカーは、4‐6月の生産を、1‐3月並みもしくは以下に抑える見込みでゴールデンウィーク期間中の操業休止を予定し需給の引き締めを図る予定です。 関東の1‐3月生産量は84万トンの見通しで昨年10‐12月に比べて15%減で需要期の4‐6月が1‐3月と同数量だと実質大幅減産となります。
4月の棒鋼市況はメーカー強気姿勢を反映し上伸基調で推移するものと思われます。