異形棒鋼相場情報 2003年03月27日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 41,500 |
D13ミリ | 39,500 |
D16〜D25ミリ | 39,000 |
D29〜D32ミリ | 39,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,000 |
D29〜D32ミリ | 41,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,000 |
D29〜D32ミリ | 44,000 |
相場基調
関東地区の小棒共販会社関東棒鋼の大塚社長(朝日工業社長)は25日に記者会見を開いて、鉄スクラップ価格が若干下がったことに触れました。同社長は「今後の動向について諸説あるが国内外とも価格水準が依然高位にあることに変わりない。メーカーとしての価格改善は鉄屑動向だけに左右されてはいけない。新年度から電力や物流費などコストアップが効いてくることから採算面を重視した適正価格追求に引き続き徹していくべき。」とし、メーカーにとって価格優先の姿勢を継続していくことの重要性を説きました。
また、4‐6月の生産見通しについて「メーカー各社がゴールデンウィーク期間の操業休止を計画するなど、1‐3月を下回るとみられる。」と述べ朝日工業としても需給タイトを背景に「販価4万円を定着させ、さらに値上げを進める。」との考えて示しました。4月の棒鋼市況はメーカーの強気を反映し強基調で推移するものと思われます。