異形棒鋼相場情報 2003年03月20日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 41,500 |
D13ミリ | 39,500 |
D16〜D25ミリ | 39,000 |
D29〜D32ミリ | 39,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 40,000 |
D29〜D32ミリ | 41,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 43,000 |
D29〜D32ミリ | 44,000 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は細物、ベースメーカー各社の値上げ姿勢が後押しして続伸しています。ベース各社は今週17日より2千円の値上げを行い販売価格を4万円に乗せました。流通業者は仕入れと逆ザヤの市況の改善に向け唱えを高めており上伸基調が強まっています。
高騰していた製鋼原料の鉄スクラップ価格が沈静化の気配をみせていますがメーカーでは「スクラップ価格はこのままズルズルと下がるとは見ていない。生産を抑えてきっちり価格を維持したい。」との声が多く、各社はゴールデンウィーク期間中の操業休止を計画するなど需給調整を進め4万円以上の価格レベルを保つ意向を示しています。メーカー側は、電力料金や輸送費問題など先行きコストアップ要因が控えており、強気の姿勢を変えていないことから市況は強気調展開が続くものと思われます。