異形棒鋼相場情報 2003年03月13日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     41,000
D13ミリ     39,000
D16〜D25ミリ 39,000
D29〜D32ミリ 39,000
SD345 D19〜D25ミリ 40,000
D29〜D32ミリ 41,000
SD390 D16〜D25ミリ 43,000
D29〜D32ミリ 44,000


相場基調

関東地区の棒鋼市況はメーカーの値上げが後押ししてベース価格が3万9千円台に乗せさらに上伸気配を強めています。 メーカー各社は減産姿勢を保ち需給調整に努めており、ベースものメーカーの合同製鐵船橋工場では24〜29日の間圧廷設備の改修で操業を休止するそうです。 また、合同製鐵と東京鉄鋼の共同販売会社、東京デーバー・スチールは昨12日に3月後半売り出し価格を、トン2千円値上げし4万円とすることを明らかにしました。 両社は3月初めに2千円販価を上げ、3万8千円にしましたが製鋼原料の鉄スクラップ高でいぜん収益が悪化しているため追加値上げを実施し、他メーカーも追随すると思われます。
本日、関東地区大手ベースメーカーの朝日工業は来週17日から2千円値上げを行い販価4万円にすると発表しました。 朝日工業では現状価格では原料高を吸収しきれないとして4月以降も価格是正を進める考えを示しています。
このような状況から3、4月はメーカー主導の展開が続くと思われます。