異形棒鋼相場情報 2003年02月13日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 38,000 |
D13ミリ | 36,000 |
D16〜D25ミリ | 36,000 |
D29〜D32ミリ | 36,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 37,000 |
D29〜D32ミリ | 38,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 40,000 |
D29〜D32ミリ | 41,000 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は需給タイト感を背景にジリ高で推移しています。 関東のメーカー各社は製鋼原料の鉄スクラップ高から月初に値上げを実施しました。 ベースもの各社は販売価格を3万5千円に引き上げ、来週17日からさらに1千円の追加値上げを予定しています。 D10,D13_細物メーカーは月初に2千円値上げし、後半も1−2千円の引き上げを計画しており、両メーカーともに3月も値上げを継続する方針です。 また両メーカーは原料鉄スクラップおよび市況対策に向けて3月に大幅な減産を計画しています。
2月に入っても全国的に鉄スクラップ価格が高騰を続け、関東地区でも高値が1万6500円と続伸気配にあることから、需給を引き締め販売価格の改善を図るため、3月は2月に比べて10%程度の減産を検討中とのことです。 流通業者間ではメーカーのこうした動きを受け、先物買いを志向する向きもありますが、メーカーは原料入荷難を理由に先物については断って来ています。
このような状況から市場では流通筋も唱えを引き上げており、2−3月市況は強気の展開が続くものと思われます。