異形棒鋼相場情報 2002年11月27日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 36,000 |
D13ミリ | 34,000 |
D16〜D25ミリ | 34,000 |
D29〜D32ミリ | 34,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 35,000 |
D29〜D32ミリ | 36,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 38,000 |
D29〜D32ミリ | 39,000 |
相場基調
関東地区のベースメーカー合同製鉄、東京鉄鋼、朝日工業は年末年始の操業休止日拡大により製鋼原料の鉄スクラップ市況の沈静化と製品販価の引き上げを図る方針で揃って来ました。 合同製鉄は船橋製造所の休止日を昨年より4日間、東京製綱は小山工場で2日間増やし、昨年同期に比べ10%以上の減産強化。 さらに12月21日−23日、来年1月11日−13日の3連休は土曜日を休止します。 また朝日工業も年末年始を中心に9日間の大規模減産を実施し、例年に比べて10%以上の減産強化を行い、鉄スクラップ対策を重視し、同社大塚社長は「鉄スクラップがこれ以上値上がりするようだと電炉操業をやめる」と市況沈静化に強い決意を示しました。 メーカー各社は収益低に危機感を強めており販価改善に全力投入する方針で、12月は販売量を20%削減し、12月1日から現行価格を1千円値上げする予定です。
12月市況はベースメーカー各社が12、1月の減産強化を打ち出し、値上げをすることからジリ高強基調で推移するものと思われます。