異形棒鋼相場情報 2002年09月26日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 36,000 |
D13ミリ | 34,000 |
D16〜D25ミリ | 34,000 |
D29〜D32ミリ | 34,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 35,000 |
D29〜D32ミリ | 36,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 38,000 |
D29〜D32ミリ | 39,000 |
相場基調
関東地区の有力細物メーカー、城南製鋼所は10月契約の細物の販売価格について1千円値上げし、販売価格をD13_、3万5千円、D10_、3万6千円にしました。 関東地区ではすでにベースメーカー各社が9月契約で3万5千円としており、他の細物メーカーも値上げの意向を示していることからベース、細物とも当面の目標としていた価格レベルに達します。
棒鋼メーカー各社は年初から段階的に価格を引き上げてきましたが、メーカーへの注文はコンスタントに続き、販売、出荷とも堅調に推移してきました。 一方では製鋼原料の鉄スクラップ価格が推移し、コストアップとなっており、再投資可能な価格水準をめざし3万5千円に販価を引き上げました。 また、細物メーカー各社は消失しているサイズエキストラの回復に向けて11月以降の追加値上げも検討するとのこと。
関東地区の棒鋼市況はゼネコンなど実需筋の指値は厳しいもののメーカーの強腰が徐々に浸透してきています。 こうしたなか流通筋はメーカー販価と逆ザヤとなっている新契約販価の引き上げに取り組んでおり、市況は強含みで推移するものと思われます。