異形棒鋼相場情報 2002年09月12日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     36,000
D13ミリ     34,000
D16〜D25ミリ 34,000
D29〜D32ミリ 34,000
SD345 D19〜D25ミリ 35,000
D29〜D32ミリ 36,000
SD390 D16〜D25ミリ 38,000
D29〜D32ミリ 39,000


相場基調

関東地区の有力ベースメーカー、合同製鉄と東京製綱の鉄筋棒鋼共同販売会社、東京デーバー・スチールは今年20日に9月契約を売り出し、販売価格は1千円値上げしてベース3万5千円とします。 両メーカーは目標としてきた再生産可能な価格を打ち出すことになりますが、ゼネコンなど実需筋は値上げに抵抗もあり、メーカーが新販売価格の浸透をどのように実現していくかが注目されます。 同社では供給削減など具体的取引改善策を固めて売り出しの環境を整えると強気姿勢を変えてません。 ベースメーカーの夏期減産は9月で終えますが、市況の動向しだいでは需要期となる10月以降も緊急減産も辞さない構えで、細物メーカーも10−12月には前年に比べて10%程度の減産を計画しているとのことです。
関東地区の棒鋼市況はベースメーカーの9月契約値上げなどメーカーサイドの強腰が市況を後押しし、強含みジリ高の相場展開が続くものと思われます。