異形棒鋼相場情報 2002年08月22日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     36,000
D13ミリ     34,000
D16〜D25ミリ 34,000
D29〜D32ミリ 34,000
SD345 D19〜D25ミリ 35,000
D29〜D32ミリ 36,000
SD390 D16〜D25ミリ 38,000
D29〜D32ミリ 39,000


相場基調

夏休み明けの棒鋼市況はメーカー各社の値上げ姿勢が固いことを反映して強基調ジリ高で推移しています。
関東地区の有力ベースメーカー、合同製鉄、東京鉄鋼、朝日工業各社は今月1日から19日まで売り止めをしていましたが、20日から販売を再開しました。 販売価格は1千円の値上げを実行し、3万4千円で売り出しました。 年初から続いているメーカー各社の値上げ姿勢はなお強く、9月の後半にも追加値上げを検討しています。 また細物メーカーもベースメーカーに追随し、値上げを検討しているようです。
盆休み明けの市場はメーカーの値上げで流通の仕入れが上昇一途にあるため、ゼネコンなど実需筋に対して見積り価格を引き上げ、仕入れとのかい離を埋めようとしますが、ゼネコン筋の抵抗も強く、苦しい商いとなっています。
関東地区の需要は堅調で、今年夏期も30万dを超える明細投入が続く見通し。 メーカーは需要見合いの生産で各社足並みがそろい需給対策は万全の構えから市況上伸志向していく当面は強含み展開が続くと思われます。