異形棒鋼相場情報 2002年08月01日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     35,500
D13ミリ     33,500
D16〜D25ミリ 33,500
D29〜D32ミリ 33,500
SD345 D19〜D25ミリ 34,500
D29〜D32ミリ 35,500
SD390 D16〜D25ミリ 37,500
D29〜D32ミリ 38,500


相場基調

関東地区の棒鋼市況はメーカー各社の強気姿勢に変化無く、市中での相場はベース3万3千円−3万4千円とジリ高含みで推移しています。
関東地区のベースメーカー販売価格は現在3万3千円ですが、関東棒鋼の大塚社長(朝日工業社長)は7月30日に流通との情報交換を行い、「今後も適正価格化を目指して需給調整に気を緩めることなく取り組んでいく」として、その後の記者会見では「3万5千円という価格は決して高い目標ではない。 手の届くところまで来ている。 丸棒メーカーが企業として期間利益をきちんと出していくためには、3万5千円という数値は妥当ととられている。」と答え、値上げ継続の姿勢を再度強調しました。
一方、市場ではゼネコンなど実需筋の抵抗もありましたが、工事工期の都合で買わざるを得ないと手当てをし、また9月以降の物件についても手当てする動きが出ています。
8月は夏休み環境から中旬には商い一服場面が予想されますが、メーカーも夏期炉休を行うので需給バランスに変化は無いと見られます。 こうした状況から目先も強基調で推移するものと思われます。