異形棒鋼相場情報 2002年07月25日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 35,500 |
D13ミリ | 33,500 |
D16〜D25ミリ | 33,500 |
D29〜D32ミリ | 33,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 34,500 |
D29〜D32ミリ | 35,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 37,500 |
D29〜D32ミリ | 38,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況はメーカー強気姿勢が続き、流通業者の唱え上げでジリ高、ベースもの相場が3万3千円−3万4千円と強含みで推移しています。 都内では高層マンションの建設が堅調で、春に着工した物件のデリバリーが本格化しています。 一方、メーカーサイドは夏期炉休に入り、減産基調が加速していることからタイト感が強まっています。
関東のメーカー各社は7月1日にd1千円の値上げを実施しましたが、新規枠の買いは順調でメーカーへの明細投入はコンスタントに続いているようです。
製鋼原料の鉄スクラップ相場に天井感が出ていますが、国際水準は維持される見込みです。
各メーカーは夏期減産をテコに追加値上げを検討しており、ベース・細物各社とも強気姿勢でこれを受け、流通筋も唱えを引き上げています。
関東地区の鉄筋加工業者は繁忙状態で、秋以降の仕事も確保しているようです。
8月後半にはメーカーのデリバリーが不足する可能性も濃くなり、タイトな需給は続く見通しから当面は強ムードの展開が続くものと思われます。