異形棒鋼相場情報 2002年04月25日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 33,000 |
D13ミリ | 31,000 |
D16〜D25ミリ | 30,000 |
D29〜D32ミリ | 30,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 31,000 |
D29〜D32ミリ | 32,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 34,000 |
D29〜D32ミリ | 35,000 |
相場基調
関東地区の棒鋼メーカーでは製鋼原料の鉄スクラップ価格の高騰などから製品販売価格を積極的にいく方針で、合同製鉄と東京製綱の共同販売会社「東京デーバー・スチール」は24日に5月1日から1千円値上げし、3万1千円にすると発表しました。
メーカーの販価は今年はじめから計6千円の引き上げになりますが、コストも急上昇しており、現在の価格は「メーカーが再生産可能な水準にはまだ回復していない」(同社日野社長)ことから積極的に値上げしていく必要があるとしています。
関東地区ではマンションなどの建築や常磐新線の建設計画などの発注が出ており、出荷はきわめて順調だとして、メーカーでは新規引き受けを絞らざるをえない状況で今回の1千円値上げも順調に浸透しているようです。 こうしたメーカーの販売姿勢をうけ、市場相場はジリ高ムードの展開が続いています。