異形棒鋼相場情報 2002年03月07日
| 規格 | サイズ | トン単価(円) |
|---|
| ＳＤ２９５Ａ | Ｄ１０ミリ | ３１，０００ |
| Ｄ１３ミリ | ２９，０００ |
| Ｄ１６〜Ｄ２５ミリ | ２８，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ２８，０００ |
| ＳＤ３４５ | Ｄ１９〜Ｄ２５ミリ | ２９，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ３０，０００ |
| ＳＤ３９０ | Ｄ１６〜Ｄ２５ミリ | ３２，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ３３，０００ |
相場基調
関東地区の大手細物メーカー関東スチールは､今月１日から販売価格をd１千円引き上げました。 今月中旬､来月上旬にも追加値上げを検討しており､上昇する鉄スクラップ価格のコスト負担の転嫁を進めます。 １月から１０％の減産体制を敷いており､需給調整を図りつつ値上げ浸透に努める方針です。 １月後半に販価を５００円上げ､２月には上旬､下旬とそれぞれ１千円ずつ値上げをしてきました。 一方で昨年来からのスクラップの高騰で採算難の状況にあり､先行きもスクラップ高が続く見通しから段階的に販価を引き上げていくようです。 他の細物メーカー各社も２月に続き３月の値上げを決めており､ベースものとエキストラの改善にも取り組む方針とのこと。 ベースメーカー各社も同様に値上げスタンスにあることから､関東地区の市況はさらに上伸気配を強めています。 ４月には販価３万円に乗せる構えから今月も強基調が続くものと思われます。