異形棒鋼相場情報 2002年02月28日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,500 |
D13ミリ | 28,500 |
D16〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,500 |
D29〜D32ミリ | 29,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,500 |
D29〜D32ミリ | 32,500 |
相場基調
関東地区の有力ベースメーカー、朝日工業は3月上旬、下旬、4月上旬と段階的にd1千円ずつの値上げを行い、4月には販売価格3万円を実現する構えです。 製鋼原料の鉄スクラップ価格が上昇していることに加え、低迷していた販価を立て直し、採算の回復を図るとして値上げ販価浸透に向けて3月以降の売り上げも検討するとのこと。 関東地区メーカー各社は2月から値上げに取り組んでおり、4月に向けて他メーカーも追加値上げに乗り出す見込みです。
輸出を背景にスクラップ価格が上昇、メーカーの採算を圧迫し、なお上伸気配をみせているため朝日工業では採算ラインに至っていないとして3月以降もスケジュール値上げに取組み、4月1日時点で3万円を実現させるとのこと。 また同社大塚社長は販価3万円は「通過点」とし、4月下旬以降の追加に値上げも視野に入れているようです。 こうした状況からメーカーの値上げ販価は浸透してきており、ベース物2万7500円どころ強基調で推移しています。