異形棒鋼相場情報 2002年02月14日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,000 |
D13ミリ | 28,000 |
D16〜D25ミリ | 27,000 |
D29〜D32ミリ | 28,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,000 |
D29〜D32ミリ | 29,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,000 |
D29〜D32ミリ | 32,000 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況は先週末から今週にかけて1千円方切り上り、強含みで推移しています。 関東のベース、細物メーカー各社は2月1日からd1千円の価格是正を打ち出し、メーカーの値上げ圧力が市場を刺激しています。 ゼネコンなど実需筋の指し値は厳しいが流通も売り姿勢を引き締め、細物、ベースものともに実質見積価格を1千円方引き上げています。 製鋼原料である鉄スクラップ価格が昨年秋から輸出を背景に急騰し、昨年夏の最安値6千円から現在では1万円近くと、大幅な値上がりになっています。 また最近の円安基調から当面輸出は衰えそうになく高止まりが予想されることから、メーカーの採算は日に日に悪化し、コストアップ分を吸収するため今月中の追加値上げを表明しています。 メーカーはd3万円の仕切りを目標に2月後半、3月と順を追って値上げを実行していくとしていることから今後の市況の成り行きが注目されます。