異形棒鋼相場情報 2001年11月29日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,000 |
D13ミリ | 27,000 |
D16〜D25ミリ | 26,000 |
D29〜D32ミリ | 27,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 27,000 |
D29〜D32ミリ | 28,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 30,000 |
D29〜D32ミリ | 31,000 |
相場基調
関東地区のベースメーカー各社は11月、12月と2ヶ月連続してトン1千円の値上げを表明しました。 今週1週間は製品を売り止めして停滞する市況のテコ入れを図っています。
一方で秋口から製鋼原料の鉄スクラップ価格が急騰しており「原料価格に見合った販売価格の定着」が課題と関東棒鋼、大塚社長は語っています。
細物メーカー各社も市況対策として輸出成約を進めて国内出荷を絞り込んでいます。
しかし来年2月には米国による法的な輸入制限が見込まれ、不需要期を迎える来年1月~3月の需給が懸念されます。
こうした状況下、関東地区の棒鋼市場はメーカーの販売姿勢を見守る格好ですが、ゼネコンなど実需筋は相変わらず当用買いの構えでまとまった引き合いは少ないようです。
市中相場はベース物で2万6千円前後と横ばいで推移しています。