異形棒鋼相場情報 2001年10月18日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,500 |
D13ミリ | 27,500 |
D16〜D25ミリ | 26,500 |
D29〜D32ミリ | 27,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 30,500 |
D29〜D32ミリ | 31,500 |
相場基調
関東地区のD10_D13_細物メーカーは11~12月積みの輸出予定量をほぼ成約しました。
メーカーによって成約量のばらつきはあるようですが関東地区全体では年内の月間平均1万3千d程度の輸出が続けられる見通しとのこと。 メーカー各社は輸出を軸に需給改善を図っていく構えです。
しかしこれまで比較的順調に出ていた関東地区の需給は10月に入って減退してきており、需給は緩む気配から市況維持にメーカー各社の自主減産の強化が求められる状態となってきています。
細物メーカーの輸出は主に米国向けで反発が予想されることからメーカーの対応が注目されていました。 関係筋ではメーカーに慎重な姿勢を促す向きもありましたが引き合いはいぜんと入ってきているそうです。 また米国の具体的な措置が正式に発動されるのは来年になってからなど12月積みまでは成約していくことにしたようです。
関東地区の棒鋼市況は実需筋の当用買いから横ばいで推移していますが、10月中旬に入り製鋼原料の鉄スクラップ相場が上伸基調になっており今後の動向が注目されます。