異形棒鋼相場情報 2001年10月11日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,500 |
D13ミリ | 27,500 |
D16〜D25ミリ | 26,500 |
D29〜D32ミリ | 27,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 30,500 |
D29〜D32ミリ | 31,500 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況はベースものが2万6500円どころを横ばいで推移しています。 ベースメーカーが9月後半に続いて10月前半の売り出しもスキップし、細物メーカーが9月後半の売り出しをスキップするなどの具体策によって市場はタイト状態が続いています。
関東地区の主力メーカー合同製鉄と東京製綱が来年4月に共同販売会社を設立し、棒鋼の共同販売に乗り出すことで関東地区の棒鋼マーケットに大きな安定軸が生まれます。
合同製鉄と東京製綱は関東地区におけるベースものでトップクラスのシェアを持つ両雄で、この2社が共同販売を開始するインパクトは大きく関東では朝日工業と伊藤製鉄所があり、これに東京製綱と合同製鐵の3グループに集約されます。
すでに関東地区の棒鋼メーカー各社は大幅な減産による需給調整を続けておりさらにベースメーカーは9月後半の枠売りをスキップし、続いて10月前半分もスキップしました。
細物メーカーは9月後半売り出し分をスキップし、加えて輸出にも取り組んでいます。 この結果関東市場は急速に引き締り、一部では荷揃えに時間がかかるタイトな状況ですがゼネコンなど実需筋の買い姿勢が様子見ムードで支配され市況は横ばいとなっています。