異形棒鋼相場情報 2001年09月27日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,500 |
D13ミリ | 27,500 |
D16〜D25ミリ | 26,500 |
D29〜D32ミリ | 27,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 30,500 |
D29〜D32ミリ | 31,500 |
相場基調
関東棒鋼の大塚社長(朝日工業社長)は26日役員会後の会見で10月以降の小棒の市況対策に言及して「シェアの拡大を考えてはいけない。 価格を下げず販売を抑える姿勢が大事。」と強調しました。
関東市場は足元,新規明細の出方が鈍く夏場堅調だった出荷も落ち始めています。
市況の軟化を懸念する大塚社長は再度手綱を引き締めました。
ゼネコンなど実需筋からの引き合いはベース,細物ともに低調で,市況へのインパクトにとぼしい展開が続き,ベース物が26,500円〜27,000円で基調は弱くなっています。
一方,メーカー各社は春からの減産体制を継続し,細物では輸出成約など需給調整で足並みが揃っています。
このため関東は他地区市況が低迷する中,目立って下押す動きはないが上げムードも生じてこない現状に流通筋は受注のための対応に苦慮しています。