異形棒鋼相場情報 2001年09月07日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,500 |
D13ミリ | 27,500 |
D16〜D25ミリ | 26,500 |
D29〜D32ミリ | 27,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 30,500 |
D29〜D32ミリ | 31,500 |
相場基調
関東地区の鉄筋棒鋼の生産量は4月から7月で平均28万3千〜4千dと言われていますが、実際の月間流通数量も月によってばらつきはあるもののほぼ生産見合数量から生産を上回っていると推測されています。
これは出荷動向からの見方ですが実際には4月から細物メーカーの輸出が始まっているために国内需給という点ではタイト化傾向にあるといえます。
またベースと細物の生産比率は推計で4月〜7月平均、ベースは13万2千〜3千d、細物で15万1千〜2千d規模と言われています。このうち細物は尻上がりに輸出量が増えており、5月〜7月の累計で3万5千d程度にのぼっています。 8月〜10月積みも同程度が見込まれており、細物のタイト化傾向が続くと思われます。
関東地区の棒鋼市場は9月入りしてもいぜんと明細の出方は悪く、ゼネコンなど実需筋の指し値は相変わらず厳しい状況が続いています。 これに対して流通筋は受注のために折れ合い、メーカー販価に関係なく市況は500円方下落しています。