異形棒鋼相場情報 2001年08月23日
| 規格 | サイズ | トン単価(円) |
|---|
| ＳＤ２９５Ａ | Ｄ１０ミリ | ３０，０００ |
| Ｄ１３ミリ | ２８，０００ |
| Ｄ１６〜Ｄ２５ミリ | ２７，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ２８，０００ |
| ＳＤ３４５ | Ｄ１９〜Ｄ２５ミリ | ２８，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ２９，０００ |
| ＳＤ３９０ | Ｄ１６〜Ｄ２５ミリ | ３１，０００ |
| Ｄ２９〜Ｄ３２ミリ | ３２，０００ |
相場基調
関東地区の細物メーカーの三興製鋼は９月積み分で米国向けに約３０００d輸出して、１０月積み分も５０００d規模となる見込みです｡
同社は５月積みで２０年ぶりに輸出に乗り出し､７−８月に１万dの輸出を行い国内向けに出荷量を削減してきましたが９月以降も輸出成約を進め､一層の供給削減で価格改善につなげる構えです｡
７−８月はメーカー各社夏季減産期を迎えて輸出効果もあり､国内向け即納には対応出来にくい状態です｡
同社では８月２１日から９日間の夏季炉修を行い６月に比べて約３０%の減産を実施します｡
関東の細物メーカー各社は今年２月から輸出成約を活発化させています｡今年は米国からの引き合いが増えたことと市況対策に向け減産機運が高まったことで､三興のほか城南製鋼所、向山工場､千代田鋼鉄工業も輸出に乗り出し各社とも７−８月の２ヶ月間に６０００−９０００dずつ輸出をしました｡ 米国からの引き合いは多く１０月積みまでは確保されているようです｡