異形棒鋼相場情報 2001年08月02日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     30,000
D13ミリ     28,000
D16〜D25ミリ 27,000
D29〜D32ミリ 28,000
SD345 D19〜D25ミリ 28,000
D29〜D32ミリ 29,000
SD390 D16〜D25ミリ 31,000
D29〜D32ミリ 32,000


相場基調

関東地区のベースメーカー各社は8月前半の売り出しを見送る方向です。  8月前半はこれまでの既契約の枠消化を最優先に対応し、新規の売り出しを行わず7月枠が消化されたら8月後半の売り出しを行い、販売価格を引き上げる方向とのこと。
ベース各社は今年3月の契約分から総量枠売りを導入し、1千円の値上げを実施しました。
7月には売り出し期間を月の前後半の2回に分けて値上げを検討しましたが、地区での市況が追いついてこないことで7月の値上げは見送り、8月に標準を合わせるそうです。
7月枠の消化率は約半量だったことからメーカー各社は「既契約の明細が入るまで売らない」(関東棒鋼大塚社長)として、8月前半の売りはスキップして販価維持の姿勢を明示し、販売を抑え出荷量を縮小させ、市況上伸をはかるとしています。
一方、細物メーカーは7月前半に1千円、後半に500円引き上げ、さらに8月前半で500円値上げを進める意向で、ベース各社は細物のムード好転に歩調を合わせ価格改善に取り組む予定で、盆休みをはさみ市況の成り行きが注目されます。