異形棒鋼相場情報 2001年07月26日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,000 |
D13ミリ | 28,000 |
D16〜D25ミリ | 27,000 |
D29〜D32ミリ | 28,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,000 |
D29〜D32ミリ | 29,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,000 |
D29〜D32ミリ | 32,000 |
相場基調
関東地区の鉄筋用棒鋼市況はメーカーの販売姿勢が引き締まっていますが、ゼネコンなど実需筋からの引き合いに活気を欠き、様子見ムードで市況は横ばいに推移しています。
こうしたなか先週末19日に西日本地区大手メーカー東京製鉄が異形棒鋼全品(D10~D41_)についてd4千円値下げすると発表しました。
関西地区では大幅に需要が落ち込み、棒鋼相場もベース物で2万3千円まで下げ、市況は弱含みで推移しています。
東京製鉄では昨年10月に2万7千円に1千円値上げして以来これまで据え置いており、今回の値下げは「市況の実態に合わせた」と表明していますが、今回の大幅値下げは関西地区の市況動向に影響を与えそうです。
これに対して関東地区メーカー各社、東鉄は岡山と高松工場で異形棒鋼を生産しており、西日本地区がメインの市場なので関東市況に影響はないとしていますが、実需筋の値引き材料にされることを懸念する向きもあり、取引の成り行きが注目されます。