異形棒鋼相場情報 2001年06月28日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,000 |
D13ミリ | 27,000 |
D16〜D25ミリ | 27,000 |
D29〜D32ミリ | 28,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,000 |
D29〜D32ミリ | 29,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,000 |
D29〜D32ミリ | 32,000 |
相場基調
関東地区のベースメーカー各社は7月も「申し込み期間限定枠売り」を継続しますが、
後半での値上げを視野に入れて7月契約分は2度に分けて実施する方針です。
ベース各社は前半分(申し込み期限は明日29日締め切り)は販売価格を2万8千円に据え置き、7月中旬に予定している後半分については値上げを検討中とのこと。
関東地区では今年3月契約分からスタートした枠売りはこれまで4カ月連続で実施されてきましたが、棒鋼市況は春先に一時的に上昇したものの、ここにきてやや軟調に転じており、各社は再び販価是正に向けて売り腰を引き締める構えです。
枠売り継続はその一環で、7月は2回に分け、月後半での値上げを狙った対応ですが、
これは細物メーカーの輸出が竪調であり国内出荷抑制が必至の中、細物販価の上昇が期待できるとの判断からです。
ベース各社はこれに照準を合わせて前半を販価底打ち、後半を反転につなげていく考えのようです。
メーカー各社のこうした思惑を含め、7月相場の成り行きが注目されます。