異形棒鋼相場情報 2001年03月15日



規格サイズトン単価(円)
SD295AD10ミリ     30,000
D13ミリ     28,000
D16〜D25ミリ 27,500
D29〜D32ミリ 28,500
SD345 D19〜D25ミリ 28,500
D29〜D32ミリ 29,500
SD390 D16〜D25ミリ 31,500
D29〜D32ミリ 32,500


相場基調

関東地区の細物メーカー各社はベース物メーカーが3月から1千円値上げを実現したことから、細物D10、D13ミリも1千円程度の販価改善を行うと表明しました。
細物各社は2月に通常休止日に加えて3日間の前面操業休止を実施し、3月も順次操業休止を行っています。
2月は販価改善は停滞していたが、需給はタイト化の方向になったとして各社はここにきて販価引き上げに力を入れています。
また4月以降の対応についても市況上伸を促す減産強化など効果的な対策を早めに固めて体制を強化していくとし、近く基本的方針を打ち出すとしています。
関東地区棒鋼市況は3月中旬に入ってベースメーカーの強気姿勢が浸透しはじめ、相場も持ち直し気配から強含みの気配に変化しています。
ベース物相場も2万7500円と500円方戻しメーカー販価の2万8千円に近づいてきており、今回細物メーカーの引き上げ表明もあり目先は強含みで推移するものと思われます。