異形棒鋼相場情報 2001年02月23日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,000 |
D13ミリ | 28,000 |
D16〜D25ミリ | 27,000 |
D29〜D32ミリ | 28,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,000 |
D29〜D32ミリ | 29,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,000 |
D29〜D32ミリ | 32,000 |
相場基調
関東地区の棒鋼市況はベース相場が2万7千円中心で流通とメーカー間の綱の引き合いが続いています。
実需筋からの引き合いは期近か物が主力で量は少なく指値は厳しくメーカー販売価格を下回る物が多く聞かれます。
こうした中、流通業者間に相場先安との見方もあって先安を見越してのショート(思惑による空売り)商いが増えています。
こうした動きに対してメーカー筋はここで価格を下げると来年度まで影響するとし、受注の落ち込みを覚悟して3月から販価の1千円値上げを示唆しています。
関東地区でのショート売り玉は現在30万〜40万トンあると見られ、メーカー側は価格対策を鮮明に打ち出し流通の安値受注を止める計画です。
年度末月を間近に迎え3月の市況の動向が注目されます。