異形棒鋼相場情報 2001年01月25日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,500 |
D13ミリ | 28,500 |
D16〜D25ミリ | 28,000 |
D29〜D32ミリ | 29,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 29,000 |
D29〜D32ミリ | 30,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 32,000 |
D29〜D32ミリ | 33,000 |
相場基調
関東地区棒鋼市況は、新規の引き合いが低調なこともあり横ばいで推移しています。
また、出荷が好調なメーカーは追加減産を視野に強気の販売姿勢を続けています。
市場では中堅以下のゼネコン筋の値上げに対する抵抗を強めており、流通の一部に市況軟化懸念が出ていることから足踏み状態が続いています。
こうしたなかベースメーカーの朝日工業は昨日24日、2−3月に大幅な追加減産を行う方向で検討に入ったことを明らかにしました。
従来は97年1〜3月に比べ15%の減産を実施していたのに対し、減産率を25%に拡大する方針で1〜3月では昨年10〜12月に比べ10%程度の減産強化になるそうです。
この減産と同時に新規の引き受け量を30%削減し、需給の緩和懸念を払拭して軟化気配が出ている市況を立て直すのが狙いのようです。
目先の市況は綱の引き合いから横ばいで推移するものと思われます。