異形棒鋼相場情報 2000年10月19日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,500 |
D13ミリ | 28,500 |
D16〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,500 |
D29〜D32ミリ | 29,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,500 |
D29〜D32ミリ | 32,500 |
相場基調
関東地区ベースメーカーは10月から販売価格を2万7千円以上を打ち出して販価引き上げに力を入れていますが、市場ではゼネコン筋の指値は厳しく市況は強含みながら横ばい商状です。
関東地区ベースメーカーは10月枠売り契約分から枠売り期間を1ヶ月間に短縮する新たな改善策を打ち出してきました。
枠売りは受注明細(出荷時期、品揃えなど)の裏付けなしに数量と価格をメーカーと商社が決めて契約する方法でメーカーは契約後に商社から入ってくる明細を受けて生産出荷していきます。
従来の枠売り期間は2−3ヶ月のため市況上伸時には契約時の安値が残るケースが多く販価改善の足を引っ張る格好になります。
そのため10月からの枠売りは1ヶ月間として残した分は今月末でキャンセルすると表明し、販価改善に向けて強気姿勢を崩していないことから目先は強基調で推移するものと思われます。