異形棒鋼相場情報 2000年09月12日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,500 |
D13ミリ | 28,500 |
D16〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,500 |
D29〜D32ミリ | 29,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,500 |
D29〜D32ミリ | 32,500 |
相場基調
関東地区棒鋼市況はベースメーカー各社は9月11日から14日まで新規契約分の売出しをストップしており売り出しを再開する18日からは販売価格を1千円引き上げる方針です。
また9月後半の引き受けを50〜60%削減することを表明しています。
ベース各社は契約残が大幅に増えて供給が追いつかない状況から、安定供給を重視して新規引き受けを抑えて手持ち契約残の消化を急ぐことにしたとコメントをしています。
一方関東地区の細物メーカーはこれまで激しい販売競争を展開しており、ベース各社と違った対応が指摘されてきましたが、9月にはいって三興製鉄ダイワスチールなどが1本価格で売り出すことを決め最終的には地元6社の対応が揃う見通しとなり生産量削減、価格、数量両方で市況改善を行うようです。こうした状況を受け市場では過去数ヶ月間値上げが失敗した経緯から懐疑的見方も残っていますが、メーカー各社の強気姿勢から目先市況は上昇含みムードで推移すると思われます。