異形棒鋼相場情報 2000年08月23日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,500 |
D13ミリ | 28,500 |
D16〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,500 |
D29〜D32ミリ | 29,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,500 |
D29〜D32ミリ | 32,500 |
相場基調
関東地区のベースメーカー朝日工業、合同製鉄、東京鉄鋼、伊藤製作所は9月も20%程度の減産を実施し、また新規販売量は生産量の70%程度に抑えて市況を押し上げていく方針を固めました。
販売価格は2万7千円以上とすることで各社が力を入れ、出来るだけ早い時期での3万円台乗せを目指すとしています。
一方、細物メーカーもベースサイズに対するエキストラの確保に積極的に取り組んでいます。
関東地区ではベース、細物メーカーが揃って市況の梃入れ策を強化する方向です。
関東地区の棒鋼市況は販価引き上げを進めるメーカー各社と、当用買いを続けるゼネコンとで綱引き状態が続き、ベースメーカーは販価2万7千円以上を目指していますが、ゼネコン筋の抵抗で2万7千円台の制約は一部にとどまっています。
今後メーカー各社がこう着状態をどう切り開いていくのか成り行きが注目されます。