異形棒鋼相場情報 2000年05月02日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 30,000 |
D13ミリ | 28,000 |
D16〜D25ミリ | 27,000 |
D29〜D32ミリ | 28,000 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 28,000 |
D29〜D32ミリ | 29,000 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 31,000 |
D29〜D32ミリ | 32,000 |
相場基調
関東地区ベースものメーカー各社は4月26日に連休明けから販売価格を1千円引き上げ2万8千円にすることを表明しました。
各メーカーは長期間の赤字販売に対して危機感を強めており、
採算回復するために夏場までに「3万円台乗せを目標に販売価格を引き上げる。」と強気姿勢を続けています。
一方、市場では東洋製鋼の民事再生法の適用申請以来、先安を見込んだカラ売りは消え、市況は様子見から一転して強含み展開となりました。
メーカーの減産効果で在庫は低水準となり、サイズによっては歯抜け状態で即納対応が困難になっており、5月中旬までのロールは埋まっています。
また、連休中の操業休止で供給は今後もタイトになることが予想されます。
こうした状況から連休明けの市況はメーカー主導の強気展開が続くものと思われます。