異形棒鋼相場情報 2000年03月22日
規格 | サイズ | トン単価(円) |
SD295A | D10ミリ | 29,500 |
D13ミリ | 27,500 |
D16〜D25ミリ | 26,500 |
D29〜D32ミリ | 27,500 |
SD345 | D19〜D25ミリ | 27,500 |
D29〜D32ミリ | 28,500 |
SD390 | D16〜D25ミリ | 30,500 |
D29〜D32ミリ | 31,500 |
相場基調
関東地区のベースメーカー各社は4・5月の大型連休中に最低5日間以上、昼夜24時間の製鋼と圧延を全面操業停止する空前の大減産に踏み切ると表明しました。
また、3月の販売は22日以降は売り止めとしてベース販売価格2万6千円を貫き、その上で4月1日から1千円値上げして、5月以降の3万円乗せを図るとしています。
3月の棒鋼市況はメーカーが大幅減産で市況の上伸を図っていますが、需要の低迷が続き、市況は横ばいで推移しています。
一方、製鋼原料の鉄スクラップは騰勢を強め、厳しい状況の中でメーカーの採算は悪化し、各社は危機感を強めていました。
こうした状況が今回の大規模減産を決断させたとみられています。
ベース各社のこうした動きを受けて、細物メーカー各社の対応が注目されます。